ダンボール回収率95%は無料回収だからこそ

1997年になって、容器包装リサイクル法が施工されました。これは、地球環境保護の関心の高まりとともに、省エネや省資源を意識する流れが確立されてきたからです。実際に、ダンボールをはじめとする紙のリサイクルはそれ以前から行われており、ダンボールや新聞紙の回収業者がいて、回収車でまわっていました。特に一般宅では現代と違って新聞を取っている割合が高かったため、新聞紙の回収を見たことがある人は多いことでしょう。

ダンボールの回収は無料で行われることが昔からの流れとなっており、現在では回収率も95%以上という数字です。この数字はダンボールのユーザーだけでは出ない数字です。ダンボール回収について無料で行う業者や自治体、収集されたダンボールを買い取ってくれる業者など、さまざまな人の努力の結果です。これからも、ダンボール回収は無料で行ってくれることが、この数字を維持することにつながるはずです。

諸外国でもダンボールのリサイクルは行われていますが、通常の可燃ごみとして処分されることも多く、ここまでの数字は出ていません。日本人の真面目な国民性が、ダンボールごみは一般ごみに出さないといったルールを守る習慣を定着させたからこその数字でしょう。