無料でダンボール回収をしてもリサイクルできないものもある

無料でダンボール回収をしてもリサイクルできないものもある

無料でダンボール回収をしてもリサイクルできないものもある 無料でダンボール回収をしてくれる場所に出向くと、あらゆるダンボールを目にします。ペットボトルやビールが入っていたと思われるダンボール、通信販売で利用されたと思われるダンボール、野菜や加工品が入っていたと思われるダンボールです。ダンボール回収を無料で行ってくれる業者は、ある程度の量のダンボールがないと取りにきてはくれません。やはり、無料だからこそ条件があるのでしょう。

八百屋に行くと、たくさんのキャベツや大根などが入ったダンボールを見かけることがあります。お店によっては、ダンボールの上の部分を開けただけで店頭に並べているところもあります。これらのダンボールはよく見ると、通信販売で使われているようなダンボールよりかなり丈夫にできています。分厚さがありますし、思いものを入れるために作られているので丈夫、さらにダンボールの空き箱そのものが重たいです。よく考えてみると、通信販売などで使われているようなダンボールだと底が抜けてしまわないか心配ですし、ダンボールそのものが薄いため、野菜がつぶれるような可能性もあります。

また、これら野菜を入れているダンボールは野菜がつぶれて汚れてしまったり、野菜の水気で濡れてしまったりすることが多く、たとえ無料でダンボール回収を行ったとしても、それがリサイクルに利用できるかどうかは難しいところです。野菜に限りませんが、ダンボールが濡れてしまうことは高い可能性であり得ることです。天候不良や実際に水が掛かってしまうこともあるため、リサイクルにまわせるハードルは高いような気がします。

このほかに、加工食品の部類も無料でダンボール回収されたとしても、リサイクルが難しそうです。冷凍食品なので、お店の冷凍庫のなかでダンボールごと保管されていることが多く、ダンボールに霜がついていることもあります。ダンボールそのものは野菜に比べると重さがないため、簡素にできている場合が多いのですが、だからこそ霜がつきやすかったり、濡れてふにゃふにゃになってしまいやすい傾向があります。

食品系を運ぶのに欠かせないダンボールは意外とリサイクルにまわせない場合も多いです。私たちが自宅にいながら食品を購入するときも、それが常温の食品でない場合はダンボールの汚れや濡れの点で難しいでしょう。リサイクルにまわせるダンボールを少しでも増やすために、ダンボールの管理に気を付けていきましょう。もし、ダンボールが汚れていたり、濡れていたりする場合はリサイクルには出せないため、細かく切って処分するようにお願いします。

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