【法律のプロが解説】悪質な占い詐欺の実態を暴露!見分け方から返金請求まで徹底解説

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「まさか自分が」と思っていても、占い詐欺の被害は年々巧妙化し、多くの人々を苦しめています。本記事では、法律のプロが、なぜ今占い詐欺が横行し、その手口が巧妙化しているのか、その悪質な実態を徹底的に暴露します。高額な鑑定料や物品購入を迫る霊感商法、マインドコントロールなど、詐欺師が使う具体的な手口と、怪しい占い師やサイトを見分ける決定的なポイントを伝授。さらに、万が一被害に遭ってしまった場合の初期対応から、返金請求を成功させるための具体的な法的ステップ、消費者センターや警察など、相談先まで網羅的にご紹介します。この記事を読めば、あなたが詐欺のターゲットになることを防ぎ、もしもの時には冷静に対処し、被害から回復するための確かな知識と行動指針が得られるでしょう。

目次

占い詐欺とは?その定義と現代社会における問題点

「占い」は、古くから人々の悩みや不安に寄り添い、未来への希望や指針を与える役割を担ってきました。しかし、その一方で、人の心の弱みにつけ込み、金銭を不当にだまし取る「占い詐欺」が後を絶ちません。

占い詐欺とは、占いの名目を借りて、虚偽の言動や不当な要求により、被害者から金銭や物品をだまし取る行為を指します。単に「占いが当たらなかった」という結果の不満とは異なり、最初から欺罔(ぎもう)の意図をもって、経済的利益を得ようとする点が特徴です。多くの場合、被害者は精神的に追い詰められ、正常な判断能力を奪われた状態で高額な支払いを強いられます。

現代社会において、占い詐欺は深刻な社会問題となっています。インターネットやSNSの普及により、誰もが手軽に占いにアクセスできるようになった反面、その匿名性や非対面性を悪用した詐欺師が横行しています。また、現代人の抱える孤独感、将来への不安、人間関係の悩みといった心の隙につけ込み、巧妙な手口で被害者をマインドコントロールし、多額の金銭を搾取するケースが後を絶ちません。被害は若年層から高齢者まで幅広く、精神的なダメージだけでなく、経済的な破綻に追い込まれることも少なくありません。

なぜ今、占い詐欺が巧妙化しているのか

現代において占い詐欺が巧妙化している背景には、いくつかの要因が挙げられます。これらの要因が複雑に絡み合い、被害者が詐欺だと気づきにくい状況を生み出しています。

まず、インターネットとSNSの爆発的な普及が挙げられます。オンライン上では、対面でのやり取りが不要なため、詐欺師は身元を隠しやすく、広範囲のターゲットにアプローチできます。また、SNSを通じて個人の趣味嗜好や悩みを探り、ターゲットに合わせたパーソナライズされたメッセージを送ることで、より深く心理に入り込むことが可能になりました。

次に、手口の多様化と高度な心理操作です。従来の「霊感商法」のような直接的な物品販売だけでなく、鑑定料を不当に吊り上げる、追加料金を次々と要求する、あるいは「あなたには特別な力がある」と持ち上げて高額な講座への参加を促すなど、多岐にわたる手口が存在します。詐欺師は、心理学的なテクニックを悪用し、被害者の不安や願望を煽り、依存関係を築くことで、正常な判断力を奪い、マインドコントロール下に置くことを得意としています。

さらに、現代社会が抱える「見えない不安」の増大も、占い詐欺が蔓延する一因です。経済的な不安定さ、人間関係の希薄化、将来への不透明感など、多くの人が漠然とした不安を抱え、解決策を求めて占いに頼る傾向があります。詐欺師は、このような心の隙につけ込み、「あなただけが特別」「このままだと不幸になる」といった言葉で不安を煽り、高額な鑑定や物品購入へと誘導します。

これらの要因が複合的に作用し、占い詐欺は単なる金銭的被害に留まらず、被害者の尊厳や精神を深く傷つける深刻な問題へと発展しているのです。

悪質な占い詐欺の典型的な手口を徹底解説

悪質な占い詐欺の典型的な4つの手口 ① 霊感商法 ¥ 不安を煽り高額物品を販売 「このままでは不幸になる」と脅し 壺・印鑑・数珠などを買わせる ② 追加料金詐欺 無料 高額請求 鑑定中に料金を吊り上げ 「初回無料」で誘い込み 除霊や特別鑑定で次々と課金 ③ マインドコントロール 依存させ判断力を奪う 信頼関係を悪用し孤立させる 指示がないと動けない状態にする ④ 個人情報悪用 売買 情報を抜き出し二次被害へ 詳細なプライバシーを聞き出す 名簿屋への売却や恐喝に利用

占いに対する人々の関心は高まる一方で、その心理的な隙を狙った悪質な詐欺の手口も巧妙化しています。ここでは、被害者が陥りやすい代表的な占い詐欺のパターンを具体的に解説します。これらの手口を知ることで、詐欺師の罠を見破り、大切な財産や心を守るための第一歩となるでしょう。

高額な物品購入を促す霊感商法の手口

霊感商法とは、霊感や霊能を装い、不幸や災厄を避けたり、幸運を呼び込んだりするためと称して、高額な物品を販売する詐欺の手口です。特に占い師を名乗る者が、鑑定中に「このままでは大変なことになる」「先祖の因縁が深い」などと不安を煽り、特定の物品を購入するよう強く勧めるケースが多発しています。

販売される物品は、一見するとごく普通の品物に見えることもありますが、それらに「特別な力がある」「唯一無二の開運グッズ」といった価値を付与し、不当に高額な値段で売りつけられます。一度購入すると、さらなる問題解決のために追加の物品購入を求められることも少なくありません。

主な販売物品と、その際に詐欺師が主張する効果の例を以下に示します。

販売物品の例 詐欺師が主張する効果・目的
壺、印鑑、数珠 開運、金運上昇、病気平癒、子孫繁栄、厄除け
お守り、ブレスレット 良縁成就、魔除け、守護
掛け軸、絵画、置物 運気改善、波動修正、悪霊払い
特別な水、塩、健康食品 病気治癒、体質改善、不幸の浄化
祈祷、供養の代行 先祖供養、因縁解消、不幸の根源除去

これらの物品やサービスは、本来の価値をはるかに超える価格で販売され、購入を断ると「不幸になる」「家族に災いが及ぶ」などと脅迫めいた言葉で追い詰められることもあります。

鑑定料を吊り上げる追加料金詐欺

この手口は、まず「初回無料」や「格安鑑定」を謳って被害者を引き込み、鑑定が始まると巧みに料金を吊り上げていくものです。最初の鑑定で被害者の悩みや不安を深く聞き出し、それを逆手に取って、さらなる高額なサービスへと誘導します。

例えば、「あなたの運命は複雑で、通常の鑑定では解決できない」「もっと深い鑑定が必要だ」「特別な浄化をしなければ、この不幸は続く」といった言葉で、次々と追加料金を要求します。鑑定の途中で「今やめると、かえって悪い結果になる」などと不安を煽り、断りにくい状況を作り出すのが特徴です。

追加料金を要求する際の主な名目と内容の例は以下の通りです。

追加料金の名目 詐欺師が主張する内容
特別鑑定・上級鑑定 より詳細な運勢、未来予測、深層心理の解明
浄化・除霊 悪運や悪霊の排除、ネガティブなエネルギーの除去
波動修正・エネルギー調整 運気の流れを改善、心身のバランス調整
縁結び・縁切り 人間関係の操作、特定の人物との関係改善・断絶
祈祷・呪術 願いを叶える、問題を解決する、災いを防ぐ
霊視・透視 過去や未来の出来事、隠された真実の解明

これらの追加料金は、一度支払うと終わりがなく、際限なく支払いを求められることが多く、結果的に多額の金銭を失うことになります。

不安を煽り続けるマインドコントロール型詐欺

マインドコントロール型詐欺は、被害者の心理的な弱みや悩みに付け込み、巧妙な言葉や行動を通じて、被害者の思考や判断能力を奪っていく最も悪質な手口の一つです。占い師は、まず被害者の抱える深い悩み(恋愛、人間関係、仕事、健康など)に寄り添うふりをし、信頼関係を築くことから始めます。

そして、「あなたにしかできない特別な使命がある」「このままでは不幸になるが、私だけが救える」などと語りかけ、被害者に特別感を抱かせたり、極度の不安を植え付けたりします。外部との接触を制限させたり、詐欺師の情報のみを信じ込ませることで、被害者を孤立させ、正常な判断ができなくしていきます。

継続的な接触を通じて、被害者の自己肯定感を低下させ、詐欺師の指示に従うことが唯一の解決策であると信じ込ませます。最終的には、金銭的な要求だけでなく、労働の強要や、時には犯罪行為への加担を促すなど、被害者の人生を大きく狂わせる結果につながることもあります。

この手口の恐ろしい点は、被害者自身が詐欺に遭っていることに気づきにくく、詐欺師の言葉を真実だと信じ込んでしまう点にあります。

個人情報を悪用する二次被害型詐欺

占い詐欺は、金銭的な被害だけでなく、個人情報の悪用という形でさらなる被害(二次被害)を引き起こす可能性があります。詐欺師は、鑑定と称して、氏名、生年月日、住所、電話番号、家族構成、職業、病歴、経済状況、さらには過去の恋愛遍歴や人間関係の悩みなど、極めて詳細な個人情報を巧妙に聞き出します

これらの情報は、「あなたの運命を正確に鑑定するために必要」「より深い縁を結ぶために不可欠」などと偽って収集されます。しかし、一度詐欺師の手に渡った個人情報は、以下のような形で悪用される危険性があります。

  • 名簿屋への売却:詐欺師間で個人情報が売買され、他の詐欺グループのターゲットリストに載せられることがあります。これにより、別の種類の詐欺(投資詐欺、還付金詐欺など)の電話やメールが届くようになります。
  • なりすまし詐欺:聞き出した個人情報をもとに、家族や知人を装って金銭を要求する詐欺に発展する可能性があります。
  • 恐喝・脅迫:弱みとなる情報を握られることで、「この情報をばらまくぞ」などと脅され、さらなる金銭を要求されるケースもあります。
  • 他の占い詐欺:過去の被害経験や悩みに基づいて、よりパーソナルな内容で新たな占い詐欺を仕掛けてくることがあります。

このように、個人情報の悪用は、一度の被害で終わらず、連鎖的に新たな被害を生み出す可能性があるため、特に注意が必要です。

あなたは大丈夫?占い詐欺を見分けるための決定的なポイント

占い詐欺を見分ける!決定的なポイントと対策 ⚠️ 怪しいサイン・常套句 ! 料金体系が不明瞭 「初回無料」からの高額請求など ! 「不幸になる」と脅す 不安を煽り判断力を奪う ! 「誰にも言うな」と口止め 被害者を孤立させる手口 ! 高額な物品・祈祷の強要 「これを買えば救われる」は詐欺 🛡️ 被害を防ぐ対処法 その場で契約しない 即決・即払いは絶対に避ける 第三者に相談する 家族・友人など客観的な意見を聞く 支払いの停止・相談 カード会社や警察へすぐに連絡 📞 消費者ホットライン 局番なし「188」へ

「自分は大丈夫」と思っていても、巧妙化する占い詐欺の手口は、私たちの心の隙に入り込みます。特に、精神的に弱っている時や、将来への不安を抱えている時に、その被害に遭いやすくなります。しかし、正しい知識と心構えがあれば、悪質な占い詐欺から身を守ることは十分に可能です。ここでは、あなたが詐欺の被害に遭わないために、怪しい占い師やサイトを見分ける決定的なポイント、そして詐欺師が使う常套句とその対処法を具体的に解説します。

怪しい占い師やサイトの特徴

悪質な占い師や詐欺サイトには、共通する特徴があります。これらを知っておくことで、被害を未然に防ぐことができます。以下の点に注意して、利用を検討している占い師やサイトが信頼できるかどうかを判断しましょう。

特徴の分類 具体的な内容 警戒すべき理由
料金体系の不明瞭さ 鑑定料が非常に曖昧で、鑑定が始まってから高額な追加料金を要求される。または、「初回無料」と謳いながら、鑑定の途中で高額なポイント購入や物品購入を促される。 透明性のない料金体系は、後から不当な請求を受けるリスクが高いです。
実績や経歴の過度な誇張 「○○界の第一人者」「奇跡を起こす」など、実績が過剰に誇張されている、または具体性に欠ける。鑑定歴が極端に短いにもかかわらず、多くの実績をアピールしている。 客観的な裏付けのない実績は、信用性を欠きます
特定の物品購入や高額な祈祷の強要 鑑定結果に基づき、「このお守りを買わないと不幸になる」「高額な祈祷をしないと運気が開かない」などと、特定の物品購入やサービス利用を執拗に勧める。 鑑定と称して高額な物品販売やサービス契約を強要する行為は、霊感商法の典型的な手口です。
個人情報の不適切な取り扱い 個人情報の取り扱いに関する記載が不十分である、または鑑定以外の目的で個人情報を利用しようとする。 個人情報の悪用や二次被害のリスクがあります。
連絡先情報の不足や不備 運営会社の情報が不明確、または連絡先がメールアドレスのみで電話番号がない、あるいは電話をしても繋がらない。 トラブル発生時に連絡が取れない、責任の所在が不明確であるため、非常に危険です。
サクラや偽のレビューの多さ 不自然に高評価のレビューばかりが並んでいたり、同じような内容のレビューが多数見られたりする。 消費者を欺くための偽装工作である可能性が高いです。

こんな言葉には要注意!詐欺師が使う常套句

占い詐欺師は、言葉巧みに私たちの不安を煽り、冷静な判断力を奪います。以下のようなフレーズを耳にしたら、すぐに警戒し、その場から距離を置くようにしましょう。

詐欺師の常套句 その裏にある意図
このままでは、あなたに不幸が訪れる
悪い運命が待っている
不安を煽り、冷静な判断をさせないように仕向け、高額な解決策を売りつけようとします。
あなたには特別な力がある
選ばれた存在だ
特別感を演出して優越感を抱かせ、依存心を高めようとします。その後、その「特別な力」をさらに引き出すための高額な物品やサービスを勧めてきます。
今すぐ決断しないと手遅れになる
このチャンスを逃すと二度とない
考える時間を与えず、衝動的な行動を促します。冷静に判断する機会を奪い、高額な契約を結ばせようとします。
この話は誰にも言わないでほしい
秘密にしておいてください
周囲からの助言や客観的な意見を遮断し、被害者を孤立させようとします。これにより、詐欺師の支配下に置きやすくなります。
このお守りを買えば全て解決する
高額な祈祷をすれば運気が上がる
高額な物品やサービス購入に直結するフレーズです。具体的な根拠なく、金銭的な解決策を提示してきたら詐欺を疑いましょう。
あなただけを救いたい
私にしかできない
個人的な感情に訴えかけ、被害者の心理的な弱みに付け込みます。これにより、被害者は詐欺師に依存しやすくなります。

高額請求や継続的な支払いを求められた場合の対処法

もし、占い師やサイトから高額な請求や継続的な支払いを求められた場合は、決して焦らず、冷静に対処することが重要です。以下に示す対処法を参考に、適切な行動を取りましょう。

まず、即座に契約や支払いに応じることは絶対に避けてください。一度支払ってしまうと、返金が困難になるケースが多いため、まずは時間を稼ぎ、状況を整理することが肝心です。その場で契約書へのサインを求められても、安易に応じないようにしましょう。

次に、家族や信頼できる友人など、第三者に相談することを強く推奨します。一人で抱え込まず、客観的な意見を聞くことで、冷静な判断を取り戻すことができます。詐欺師は被害者を孤立させようとすることが多いため、周囲との連携が重要です。

また、支払いの根拠を明確に求めることも大切です。どのようなサービスに対して、なぜその金額が必要なのかを具体的に説明してもらいましょう。あいまいな説明や、精神論に終始する場合は、詐欺の可能性が高いです。

クレジットカードで支払ってしまった場合は、すぐにカード会社に連絡し、事情を説明して請求の停止や取り消しを相談してください。銀行振込の場合は、金融機関に連絡し、組戻し請求が可能かを確認しましょう。

そして、最も重要なのは、公的な相談窓口や法律の専門家に相談することです。国民生活センターの消費者ホットライン(局番なしの188)は、詐欺被害に関する相談を無料で受け付けています。また、弁護士などの法律の専門家は、返金請求や法的な対処について具体的なアドバイスを提供してくれます。被害状況や証拠を整理し、早めに相談することで、解決への道が開ける可能性が高まります。

もしも占い詐欺の被害に遭ってしまったら?法的対処法と相談先

占い詐欺被害の解決ロードマップ 1 証拠保全・支払い停止 やり取りの履歴、振込明細を保存し、カード会社へ連絡 2 専門機関へ相談 弁護士・消費者センター(188)・警察へ被害相談 3 返金請求・法的措置 内容証明郵便の送付、交渉、必要に応じて訴訟提起 解決・被害回復

もしもあなたが占い詐欺の被害に遭ってしまったと感じているなら、そのショックや絶望感は計り知れないことでしょう。しかし、決して諦める必要はありません。適切な知識と行動によって、被害回復の道は開かれます。ここでは、被害に遭ってしまった場合の具体的な法的対処法と、頼れる相談先について詳しく解説します。

被害発覚時の初期対応と証拠保全の重要性

占い詐欺の被害に気づいた際、まず最も重要なのは冷静さを保ち、迅速に行動することです。そして、何よりも優先すべきは証拠の保全です。証拠がなければ、後の返金請求や法的措置が困難になる可能性が高まります。

  • 支払い停止の措置:クレジットカード払いの場合、すぐにカード会社に連絡し、これ以上の請求を止めるよう依頼してください。銀行振込や電子マネーの場合も、可能な限り支払いを停止する手続きを検討しましょう。
  • 相手方とのやり取りの記録:メール、チャット(LINE、SNSのDMなど)、通話履歴、送られてきた資料など、詐欺師との全てのやり取りを詳細に記録してください。スクリーンショットを撮ったり、印刷したりして保存しておくことが重要です。
  • 支払い履歴の確保:銀行振込明細、クレジットカードの利用明細、電子マネーの支払い履歴など、支払った金額と日時がわかる証拠を必ず保管しておきましょう。
  • 契約書や領収書、物品など:もし契約書や領収書、あるいは購入させられた物品がある場合は、これらも重要な証拠となりますので、大切に保管してください。
  • 占い師やサイトの情報:占い師の名前(偽名でも可)、連絡先、利用したウェブサイトのURL、スクリーンショットなど、相手を特定できる情報を可能な限り集めてください。
  • 被害状況のメモ:いつ、どこで、どのような経緯で被害に遭い、いくら支払ったのか、どのような精神的苦痛を受けたのかなど、詳細な状況を時系列でメモに残しておきましょう。

これらの証拠は、後の返金請求や法的措置においてあなたの主張を裏付ける決定的な材料となります。時間が経つと消滅してしまう情報もあるため、被害が発覚したらすぐにこれらの対応を行うことが肝要です。

返金請求を成功させるための具体的なステップ

証拠を保全したら、次に具体的な返金請求のステップに進みます。自力での解決が難しいと感じたら、迷わず専門家を頼りましょう。

  1. 内容証明郵便による請求:まず、詐欺師に対し、支払った金銭の返還を求める内容証明郵便を送付することが一般的な第一歩です。内容証明郵便は、いつ、誰が、誰に、どのような内容の文書を送ったかを郵便局が証明してくれる制度で、相手に心理的なプレッシャーを与え、交渉のきっかけとすることができます。この際、詐欺行為を指摘し、消費者契約法に基づく契約の取消しや、民法上の不法行為に基づく損害賠償請求を行う旨を記載します。
  2. 交渉:内容証明郵便を送付した後、相手方との間で返金に関する交渉を行います。相手が返金に応じる姿勢を見せれば、示談による解決を目指します。この交渉も、弁護士に依頼することで、より有利に進められる可能性が高まります。
  3. 法的措置(訴訟など):交渉が決裂した場合や、相手が交渉に応じない場合は、裁判所を通じて法的措置を講じることになります。被害額に応じて少額訴訟や民事訴訟を提起し、返金を求めることになります。裁判では、保全した証拠が非常に重要となります。弁護士は、これらの手続きを代理し、あなたの権利を守るために尽力します。

返金請求を成功させるためには、十分な証拠と法的根拠、そして専門家である弁護士のサポートが不可欠です。一人で抱え込まず、早めに専門家へ相談することをお勧めします。

インサイト法律事務所が解説する返金請求の可能性

占い詐欺の被害に遭われた方々から、返金請求に関するご相談を多数いただいております。インサイト法律事務所では、占い詐欺における返金請求の可能性について、これまでの経験と法的な知見に基づいて解説します。

占い詐欺における返金請求は、主に以下の法的根拠に基づいて行われます。

  • 消費者契約法による取消し:「不実告知」(嘘をついて契約させる)や「断定的判断の提供」(必ず幸運になるなど、根拠のない断定的な判断を示す)などがあった場合、消費者契約法に基づき契約を取り消し、返金を求めることができます。
  • 民法による詐欺取消し・錯誤:相手の詐欺行為によって契約してしまった場合、民法96条に基づき契約を取り消すことができます。また、重要な事実について勘違い(錯誤)があった場合も、契約の無効を主張できる可能性があります。
  • 民法上の不法行為:詐欺行為は、民法709条の不法行為に該当し、これにより生じた損害(支払った金銭など)の賠償を請求できます。

返金請求の成功率は、事案の内容、証拠の有無、相手方の資力などによって大きく異なります。例えば、明確な詐欺と断定できる証拠が豊富にある場合や、相手方が実体のある組織である場合は、返金が実現する可能性が高まります。一方で、相手が個人で連絡が取れなくなっている場合や、資力がない場合は、返金が困難になることもあります。

弁護士に相談することで、あなたのケースにおける返金請求の可能性を具体的に判断し、最適な法的戦略を立てることができます。また、証拠収集のアドバイス、内容証明郵便の作成、相手方との交渉、そして必要に応じて裁判手続きの全てを代理いたします。初回相談を利用して、まずはあなたの状況をお聞かせください。

消費者センターや警察への相談も検討しよう

弁護士への相談と並行して、あるいはその前に、公的な相談窓口を活用することも非常に有効です。消費者センターや警察は、それぞれ異なる役割を持って被害者支援を行っています。

相談先 主な役割 期待できること 留意点
消費者センター(国民生活センター) 消費者と事業者間のトラブル解決支援
  • トラブル解決のための助言や情報提供
  • 事業者とのあっせん(仲介)
  • 同じような被害の情報集約
  • 法的拘束力はなく、強制力はない
  • 返金が保証されるわけではない
警察 犯罪捜査と犯人の検挙
  • 詐欺罪など刑事事件としての捜査
  • 犯人の逮捕、処罰
  • 被害届の受理
  • 民事上の返金請求は直接的には行わない
  • 事件として立件されるかは警察の判断による
法テラス(日本司法支援センター) 法的トラブル解決のための情報提供、弁護士費用の援助
  • 弁護士や司法書士の紹介
  • 経済的に困難な場合の無料法律相談や費用立替
  • 利用には収入や資産の条件がある

消費者ホットライン「188(いやや!)」に電話すると、最寄りの消費者センターにつながります。ここでは、占い詐欺に関する具体的なアドバイスや、事業者とのあっせんを行ってくれることがあります。また、警察には、詐欺罪として被害届を提出することができます。警察が動くことで、犯人の検挙につながる可能性があり、民事上の返金請求にも良い影響を与えることがあります。

これらの機関は、それぞれ異なるアプローチで被害者支援を行っています。複数の窓口に相談することで、より多角的なサポートを受けられる可能性があります。一人で悩まず、まずは相談の一歩を踏み出しましょう。

まとめ

本記事では、巧妙化する占い詐欺の実態から、その手口、見分け方、そして万が一被害に遭ってしまった際の対処法までを詳細に解説しました。現代社会において、不安や悩みに付け込み、言葉巧みに金銭を要求する悪質な占い詐欺は後を絶ちません。誰もが被害に遭う可能性を秘めているため、常に冷静な判断力と情報収集が求められます。

大切なのは、「おかしい」と感じた時点で、すぐにその場を離れ、支払いを拒否する勇気を持つことです。もし既に被害に遭ってしまったとしても、決して一人で抱え込まず、消費者ホットライン(局番なしの188)や警察、または法律の専門家など、公的機関や専門家へ速やかに相談することが解決への第一歩となります。適切な証拠保全と迅速な行動により、返金請求が成功する可能性は十分にあります。本記事が、皆様が占い詐欺から身を守り、安心して生活を送るための一助となれば幸いです。

※記事内容は実際の内容と異なる場合があります。必ず事前にご確認をお願いします

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